特別講演

聖護院 茶道速水流

茶道速水流宗匠 速水宗燕師をお招きし、
聖護院と茶道速水流の歴史を学びます。

2026.06.01(月) | 19:00 ~

趣旨

 聖護院門跡と茶道速水流には、江戸時代後期の門跡・盈仁親王と流祖・速水宗達の出会い以来、絶えることのない交流の歴史があります。

 かつて聖護院宮が流祖を師と仰ぎ茶の湯の精神を学んだように、現代に生きる私たちが、再び家元からその歴史的背景の深さを学びます。

茶道速水流とは

 茶道速水流とは、江戸時代中・後期、速水宗達という茶人によって創始された流派です。
 宗達の実家は御所の隣に構えた御典医でしたが、宗達は家業の医学ではなく儒学や和学を好み、裏千家の一燈宗室から茶湯を学び、21才で茶人として自立が認められました。
 その後、流祖宗達は日本の茶湯の起源から侘び茶にいたるまでの経緯を学究的に追究し、室町時代の東山文化の茶湯の点法とその茶道観を再興しました。
 流祖が成立した雲上人のための丁寧で優雅な所作は宮廷風といわれ光格天皇から熱く支持をされ、弟君の聖護院宮盈仁親王や公家や大名の師匠となりました。
 また、関白一条忠良様から「滌源」と名を賜り、速水流家元茶室は「滌源居」となりました。

 宗達の茶は、従来の「茶禅一味」に代表される精神修養的な茶道観とは違い、「茶道とは茶を介して人と人とが誠心の交わりを結ぶ礼式」と提唱しており、茶道速水流の理念として現代にいたるまで大切に引き継がれています。

講師紹介

講師画像

茶道速水流宗匠

速水宗燕

1983年 速水流七代家元速水宗樂氏の長男として出生。
六歳にて北野天満宮で初点前。
2005年 佛教大学中国文学科を卒業。
教授として京都、大阪、滋賀、尾道、広島、東京に稽古場を持ち、相愛大学日本文化論、近江八幡資料館文化講座非常勤講師や、丸の内朝大学の講師として依頼を受けるなど茶道普及に努める。
2008年 本山修験宗聖護院門跡で得度し、同年速水流若宗匠を披露。
2019年 速水流八代目家元を代襲する。茶道の起源、精神を探究するのはもとより、伝承する茶の作法の起源をもとに現代人への茶道の入り口を模索し、「点茶板」点前を考案する。
2024年 ニュージャージー州のジョージアンコート大学茶室で献茶、その後の茶会で「点茶板」点前を披露。
2026年 外務省主催ロンドンのジャパンハウスで点前披露と作法のレクチャーと国外へ茶道の発信を努める。

開催詳細

開催日時

2026年6月1日(火)
19:00 ~(開場18:30)
20:30頃終了予定

会場

本山修験宗 総本山聖護院門跡
または オンライン同時配信

定員・参加費

会場: 90名(先着順)
参加費: 1000円

諸注意

終了時刻は前後する可能性があります。
聖護院の会場で聴講される場合はお申込不要です。
駐車場の台数は限られております。公共交通機関でお越しいただくか、近隣のコインパーキングをご利用ください。
オンラインで受講される場合は事前にお申込が必要です。(5月25日締切)
オンライン受講にはZoomを使用します。Zoomの操作方法などのサポートは致しかねます。
オンライン受講の場合、講演日の数日前に視聴URLをメールにてお送りいたします。
天候等により、急遽講演を中止する場合があります。その際は、本ウェブサイトにてお知らせいたします。

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