入峰修行
聖護院では春に葛城修行、夏に大峯奥駈修行、数年に一度全国の修験道場を修行する国峯修行を行なっております。
修験道では霊山高峰に分け入り、修行を積むことが、重要なこととされています。
釈迦牟尼世尊は、檀特山を、役行者は大峯・葛城の山々を常に修行の道場としてこられ、法華経には「菩薩の勇猛精進深山に入りて仏道を思惟するを見る」。
聖不動尊秘密陀羅尼経には「山林寂静の処に入って清浄の地を求め、道場を建立し諸の梵行を修し、念誦の法をなさば本尊を見奉り悉地を円満すべし」とあります。
七仏通誡偈に「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」と説いてある如く、修験では理論も大切であるが、より実践が必要とされているのです。
修験道は大自然の中において実践をもって修養を積み、実行力の涵養と人間性の向上、そして宗教的敬虔心を養うべく努力することが重要なのです。
つまり、入峰修行とは、役行者が開かれた諸国の山に登って自然の声を経典とし、心身を錬麿することにより、清浄心をみがき出して仏と我とが一致する修行なのです。

護摩修行
護摩修行には、採燈護摩や柱源護摩、息災護摩など多数独自の秘法護摩供が伝わっております。
この護摩の導師を勤める事の出来る人は聖護院で修行し、伝法された人だけなのです。
聖護院では節分の2月3日と、6月7日の高祖役行者のご命日である高祖会(こうそえ)に御門主様導師によって採燈大護摩供を厳修しております。是非おまいりしてください。
また、節分には本堂内で柱源護摩が勤修されております。
節分の採燈大護摩の御札は厄除け・学業成就として、6月7日の高祖会の御札は家内安全、諸願成就に霊験あらたかと全国から信者の方が受けに来られます。
また、全国末寺で地元行者(修験者)と共に相当数の採燈大護摩供修行が行なわれています。
